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No.09 「Friction」
"摩擦"摩擦とは、固体表面が互いに接しているとき、それらの間に相対運動を妨げる力(摩擦力)がはたらく現象をいう。軽いお話。「服を着る」今日、明日何を着ようか。ふとクローゼットを開けます。この時服を実際に着ることはなく、床に置いて組み合わせを見ます。試行錯誤。「よし、できた。」ようやく着てみる。何かが違う。しっくりこない。思ってたものと違う。皆さん、これよくなりませんか?この事例は僕もよくなります。特に時間がない時とか。ハンガーに通したまま組み合わせて「よし、こんな感じだろう」就寝。次の日、着てみる。全然ダメ。組み直し。あぁ、時間ないのに。平置きでの認識と、実際のアウトフィットでの対峙。おかしいな。自分的には思考的な組み合わせ(時代感、カルチャー、色味、ニュアンスなど)は良いはずなのに、人物を通すと何かが違う。視覚というレンズを通して"私という加工が入る"「着用する」という作業の重要性が窺えます。時代的にこの服がいい。あの人がこれがいいという。ぱっと見がかっこいい。物に価値がある。着てみる。似合う?のかな。よくわからない。服飾的な知識うんぬんもあると思う。「着用するという経験値」が足りないのかな。どうなんだろう。自分を知る。とにかく着てみる。いや、「着て、見る」とにかく「服を着る」"私"の重要性。それは、ユニクロでも、セカストでセールになっていたものでも、古着屋さんで買ったものでも、ブランドのものでも他の誰でもない「あなたが着ている」それでいて、自信が持てていて、おまけに、かっこいい、かわいいなんて思っている。とても気分がいい。それは「あなたが素敵だから」なんだと思う。装いから受ける印象は確かに大きいが、それはあくまで2次作用なようなもの。あなたがどんな人で、どんなことを考えて、どんなことを話して、どんな表情をとって。心の装い。人というファッション。善し悪しなんかで決めない。いくら重ねてもそれは剥がれる。取り繕うことなく、ありのまま。だから「服を着る」僕はこう見えて自信がないです。だからお洋服を着ているのかもしれません。自分に最大の自信があれば、極論裸でもいい。ボロボロのジーンズに白のよれよれのTシャツでだっていい。僕は「服を着る」自分という表面に、衣服という表面が接して、うまれる摩擦。テミスティオスは「動いている物体の運動をさらに強める方が、静止している物体を動かすより易しい」って言う。自分の摩擦力を高める方が、服での摩擦力を高めるより容易。マインドフルネスな話ですね。認知行動。昨日だって今日だって明日だって新品の服に袖を通すように、新しい自分と対面する。お洋服の商売をしています。が、しかし僕たちが選ぶ服を着ていただけているから素敵なのではなく今日の皆さん自身が素敵なんです。って伝えたい。そんな皆さんが、グッとくるお洋服や提案、あなた自身の摩擦力が高まるもの、それを一緒に考えて選べたりするお手伝いができることが幸せです。ファッションって両価性が強いのではないかと思います。だから摩擦がおきるのかな。相反している。相容れない。大好きだけど大嫌い。近いけど遠い。浮きたいけど目立ちたくない。きれいだけどきたない。かっこいいけどダサい。そんなことを思いながら僕たちは今日も「服を着る」僕たちとファッション。まだまだこれから。楽しみましょう。Mozzie
No.09 「Friction」
"摩擦"摩擦とは、固体表面が互いに接しているとき、それらの間に相対運動を妨げる力(摩擦力)がはたらく現象をいう。軽いお話。「服を着る」今日、明日何を着ようか。ふとクローゼットを開けます。この時服を実際に着ることはなく、床に置いて組み合わせを見ます。試行錯誤。「よし、できた。」ようやく着てみる。何かが違う。しっくりこない。思ってたものと違う。皆さん、これよくなりませんか?この事例は僕もよくなります。特に時間がない時とか。ハンガーに通したまま組み合わせて「よし、こんな感じだろう」就寝。次の日、着てみる。全然ダメ。組み直し。あぁ、時間ないのに。平置きでの認識と、実際のアウトフィットでの対峙。おかしいな。自分的には思考的な組み合わせ(時代感、カルチャー、色味、ニュアンスなど)は良いはずなのに、人物を通すと何かが違う。視覚というレンズを通して"私という加工が入る"「着用する」という作業の重要性が窺えます。時代的にこの服がいい。あの人がこれがいいという。ぱっと見がかっこいい。物に価値がある。着てみる。似合う?のかな。よくわからない。服飾的な知識うんぬんもあると思う。「着用するという経験値」が足りないのかな。どうなんだろう。自分を知る。とにかく着てみる。いや、「着て、見る」とにかく「服を着る」"私"の重要性。それは、ユニクロでも、セカストでセールになっていたものでも、古着屋さんで買ったものでも、ブランドのものでも他の誰でもない「あなたが着ている」それでいて、自信が持てていて、おまけに、かっこいい、かわいいなんて思っている。とても気分がいい。それは「あなたが素敵だから」なんだと思う。装いから受ける印象は確かに大きいが、それはあくまで2次作用なようなもの。あなたがどんな人で、どんなことを考えて、どんなことを話して、どんな表情をとって。心の装い。人というファッション。善し悪しなんかで決めない。いくら重ねてもそれは剥がれる。取り繕うことなく、ありのまま。だから「服を着る」僕はこう見えて自信がないです。だからお洋服を着ているのかもしれません。自分に最大の自信があれば、極論裸でもいい。ボロボロのジーンズに白のよれよれのTシャツでだっていい。僕は「服を着る」自分という表面に、衣服という表面が接して、うまれる摩擦。テミスティオスは「動いている物体の運動をさらに強める方が、静止している物体を動かすより易しい」って言う。自分の摩擦力を高める方が、服での摩擦力を高めるより容易。マインドフルネスな話ですね。認知行動。昨日だって今日だって明日だって新品の服に袖を通すように、新しい自分と対面する。お洋服の商売をしています。が、しかし僕たちが選ぶ服を着ていただけているから素敵なのではなく今日の皆さん自身が素敵なんです。って伝えたい。そんな皆さんが、グッとくるお洋服や提案、あなた自身の摩擦力が高まるもの、それを一緒に考えて選べたりするお手伝いができることが幸せです。ファッションって両価性が強いのではないかと思います。だから摩擦がおきるのかな。相反している。相容れない。大好きだけど大嫌い。近いけど遠い。浮きたいけど目立ちたくない。きれいだけどきたない。かっこいいけどダサい。そんなことを思いながら僕たちは今日も「服を着る」僕たちとファッション。まだまだこれから。楽しみましょう。Mozzie
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No.08 「一杯のコーヒー」
皆さん、こんにちは。 僕、コーヒー好きなんですが皆さんお好きですか? ※好きと言ってもコーヒーの種類(知識)や味の違いがはっきりわかる男ではありません。(そうでありたかった) 昔はミルクコーヒーじゃないと飲めませんでした。ちなみに雪印コーヒーが大好きでしたね。 しかし、いつの頃からか背伸びをするようにブラックコーヒーにチャレンジして今では常飲しています。初めて飲んだ時は苦いしか思わなかったですねぇ。それが段々と美味しい!苦みさえもいい!なんて。 そんなことを思いだしてからは毎日飲んでますね。飲まないと一日が始まらない感じというか、そわそわしますね。 なにかこの症状ってお洋服にも通ずる部分ありそうな気がしませんか? 単に中毒症状という言葉では片付けれない。 片付けたくないが正しいかな。 ファッション中毒は確かですが、もっと明確なものがありそうじゃないですか。 「一杯のコーヒーで始まる一日」 そんな言葉はないのですが、「コーヒーシチュエーション」って言葉があってほしい。 言葉の通り、コーヒーのシチュエーション。 飲む場所、環境、状況によって大きく左右されませんか? 例えば、朝ご飯終わりの一杯。それも粉末の簡易式コーヒー。 暑い日に飲むセブンイレブンのアイスコーヒー。 近所の喫茶店に行って店内に流れるジャズを聴きながら飲むコーヒー。 例に出したシチュエーションだけでも、かなり感じ方が違うはず。 味は勿論、心境とかも。 服なんかでもそうなんじゃないかなって。 今ではインターネットでタップするだけで家にいても買えちゃう時代です。 そんな時代の最中、足を運んで古着屋にいって買うお洋服。 頑張って貯めた給料で百貨店にいって買うお洋服。 様々なシチュエーションがあるからこそ、前記したコーヒーのように「ファッションの"味"」が変わってきますよね。 消費行動について書きましたが、他にも沢山ありますよね。 アウトフィットなんかに関してもそう。 友達と一緒に海へ行く格好。 ちょっとコンビニまでの格好。...
No.08 「一杯のコーヒー」
皆さん、こんにちは。 僕、コーヒー好きなんですが皆さんお好きですか? ※好きと言ってもコーヒーの種類(知識)や味の違いがはっきりわかる男ではありません。(そうでありたかった) 昔はミルクコーヒーじゃないと飲めませんでした。ちなみに雪印コーヒーが大好きでしたね。 しかし、いつの頃からか背伸びをするようにブラックコーヒーにチャレンジして今では常飲しています。初めて飲んだ時は苦いしか思わなかったですねぇ。それが段々と美味しい!苦みさえもいい!なんて。 そんなことを思いだしてからは毎日飲んでますね。飲まないと一日が始まらない感じというか、そわそわしますね。 なにかこの症状ってお洋服にも通ずる部分ありそうな気がしませんか? 単に中毒症状という言葉では片付けれない。 片付けたくないが正しいかな。 ファッション中毒は確かですが、もっと明確なものがありそうじゃないですか。 「一杯のコーヒーで始まる一日」 そんな言葉はないのですが、「コーヒーシチュエーション」って言葉があってほしい。 言葉の通り、コーヒーのシチュエーション。 飲む場所、環境、状況によって大きく左右されませんか? 例えば、朝ご飯終わりの一杯。それも粉末の簡易式コーヒー。 暑い日に飲むセブンイレブンのアイスコーヒー。 近所の喫茶店に行って店内に流れるジャズを聴きながら飲むコーヒー。 例に出したシチュエーションだけでも、かなり感じ方が違うはず。 味は勿論、心境とかも。 服なんかでもそうなんじゃないかなって。 今ではインターネットでタップするだけで家にいても買えちゃう時代です。 そんな時代の最中、足を運んで古着屋にいって買うお洋服。 頑張って貯めた給料で百貨店にいって買うお洋服。 様々なシチュエーションがあるからこそ、前記したコーヒーのように「ファッションの"味"」が変わってきますよね。 消費行動について書きましたが、他にも沢山ありますよね。 アウトフィットなんかに関してもそう。 友達と一緒に海へ行く格好。 ちょっとコンビニまでの格好。...
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No.07 「異質な同行者」
こんにちは。 皆さん、普段の生活の中で、ふとした時に "自分ではない瞬間(感覚)"になる時ってありせんか? なんていうんでしょうね。 誰かいるような? 自分ではないなにか? それともそれが自分? (※私は霊感はありません。ましてや、怖い話や、精神異常的な、何かが見える話ではないです。笑) 常に隣り合わせ。共に暮らしている。 僕の中で暮らす誰か。 厄介なのが、"ヤツ"はいつもは同質。 同じ事を思い、同じ事をしてくる。 全く違和感がないんですね。 服を着る際にも同様、同じ様な感覚、着方をし違和感なく暮らす。 ふとした時なのか、何かしらの情報があってからなのか、"ヤツ"は姿を見せます。 何着ても、どんな魅せ方をしようと、全てを否定?まではしないか。 なにかこう「違和感」として姿を現します。 性質的な違いは別に悪い事ばかりではないはずなのですが、僕の中の"ヤツ"は不安や恐怖みたいな威圧的な"ヤツ"です。 自分が自分ではない様な。 皆さんもあったりしますか? 鏡に写る自分を見て違うことしている感覚。 あれ?君が僕? 僕が君? 僕はどっち? って言う様な。 そんな"ヤツ"の正体?なのかな。 "exformation" 「情報化されていない非情報」的なものだと思っています。 僕は"information"...
No.07 「異質な同行者」
こんにちは。 皆さん、普段の生活の中で、ふとした時に "自分ではない瞬間(感覚)"になる時ってありせんか? なんていうんでしょうね。 誰かいるような? 自分ではないなにか? それともそれが自分? (※私は霊感はありません。ましてや、怖い話や、精神異常的な、何かが見える話ではないです。笑) 常に隣り合わせ。共に暮らしている。 僕の中で暮らす誰か。 厄介なのが、"ヤツ"はいつもは同質。 同じ事を思い、同じ事をしてくる。 全く違和感がないんですね。 服を着る際にも同様、同じ様な感覚、着方をし違和感なく暮らす。 ふとした時なのか、何かしらの情報があってからなのか、"ヤツ"は姿を見せます。 何着ても、どんな魅せ方をしようと、全てを否定?まではしないか。 なにかこう「違和感」として姿を現します。 性質的な違いは別に悪い事ばかりではないはずなのですが、僕の中の"ヤツ"は不安や恐怖みたいな威圧的な"ヤツ"です。 自分が自分ではない様な。 皆さんもあったりしますか? 鏡に写る自分を見て違うことしている感覚。 あれ?君が僕? 僕が君? 僕はどっち? って言う様な。 そんな"ヤツ"の正体?なのかな。 "exformation" 「情報化されていない非情報」的なものだと思っています。 僕は"information"...
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No.06 「自由な囚人」
こんにちは。 最近暑くて暑くてたまりませんよね。 ここ最近のブログでは、「暑い暑い」ばかり言ってる気がします。 でも、仕方ないですよね?この暑さ。 敵いません。 暑い日に暑いと言う。 なんとも平坦なこと言ってますね。 暑さに囚われている。いや、表現方法は自由なのだから、囚われているのは自分であって暑さではないのかも。 「自由な囚人」 なんともまあ矛盾しているように聞こえます。 範馬刃牙でいう、ミスターアンチェインことビスケット・オリバ。 まああの人は本当に自由ですね。 囚人でありながら、犯罪者ハンター。 世界で最も自由と称されます。 彼のように自由はないかもしれないですけど、私たちはある種、何かしらに囚われ、何かしらの自由を与えられている。 そんな気がします。 ファッションにおいて、正解(世間的になのか、自己的なのか)がないと自己理解している。のにも関わらず不正解(正解ケースと同様)と思っている。 自己判断していると思っていても実は、あの人にこう思われたらどうしよう。と不安を抱えている時だってある。 これとこれはなし!これはこうだからこう!なんて思う時もあるし。 自信持ってコーデを組んでルンルンでInstagramに写真をあげた所、自分が思っていたより評価が悪く、それが自己に向けられた直接的評価かのように感じ落胆してしまう。とか。 僕もそうです。結構あります。 これらが決して間違っているなんて主張しません。皆さんそうだと思ってます。そして日常でも。 改めて考えてみると、自由って不自由さも生じますよね。 自由の定義は、「他からの強制・拘束・支配などを受けないで、自らの意思や本性に従っていること」 できているようでできていない。 できていないようでできている。 あべこべ。矛盾?ごちゃごちゃ。...
No.06 「自由な囚人」
こんにちは。 最近暑くて暑くてたまりませんよね。 ここ最近のブログでは、「暑い暑い」ばかり言ってる気がします。 でも、仕方ないですよね?この暑さ。 敵いません。 暑い日に暑いと言う。 なんとも平坦なこと言ってますね。 暑さに囚われている。いや、表現方法は自由なのだから、囚われているのは自分であって暑さではないのかも。 「自由な囚人」 なんともまあ矛盾しているように聞こえます。 範馬刃牙でいう、ミスターアンチェインことビスケット・オリバ。 まああの人は本当に自由ですね。 囚人でありながら、犯罪者ハンター。 世界で最も自由と称されます。 彼のように自由はないかもしれないですけど、私たちはある種、何かしらに囚われ、何かしらの自由を与えられている。 そんな気がします。 ファッションにおいて、正解(世間的になのか、自己的なのか)がないと自己理解している。のにも関わらず不正解(正解ケースと同様)と思っている。 自己判断していると思っていても実は、あの人にこう思われたらどうしよう。と不安を抱えている時だってある。 これとこれはなし!これはこうだからこう!なんて思う時もあるし。 自信持ってコーデを組んでルンルンでInstagramに写真をあげた所、自分が思っていたより評価が悪く、それが自己に向けられた直接的評価かのように感じ落胆してしまう。とか。 僕もそうです。結構あります。 これらが決して間違っているなんて主張しません。皆さんそうだと思ってます。そして日常でも。 改めて考えてみると、自由って不自由さも生じますよね。 自由の定義は、「他からの強制・拘束・支配などを受けないで、自らの意思や本性に従っていること」 できているようでできていない。 できていないようでできている。 あべこべ。矛盾?ごちゃごちゃ。...
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